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2015年10月28日

【流 通】三菱化学 小田原に植物工場竣工 神奈川県内での販売を開始

三菱化学の完全人工光型植物工場システムが神奈川県の「ME−BYO BRAND」(後述)に認定された。併せて、神奈川県小田原市の自社事業所内に建設中であった植物工場が竣工し、同植物工場で栽培したベビーリーフについて、神奈川県下のスーパー、百貨店などを通じて販売を開始する。

神奈川県では、「未病」を、「健康と病気を2つの明確に分けられる概念として捉えるのではなく、心身の状態は健康と病気の間を連続的に変化するものと捉え、このすべての変化の過程を表す概念」と考え、「未病を治す」取組みの一環として、優れた未病産業関連の商品・サービスを「ME−BYOBRAND」と認定することにより、未病産業の魅力を広めることを通じて、誰もが健康で長生きできる社会の実現を目指している。

三菱化学の植物工場で栽培されるベビーリーフは、一般の野菜に比べビタミンA、ビタミンK、カリウム、葉酸などの栄養素が豊富であり、かつ、年間を通じて栄養素の濃度が一定に保たれるという特徴を有している。栄養分豊富で洗わなくても食べられる、安全、安心な野菜を年間を通じて継続的に提供できる。さらに、三菱ケミカルホールディングスグループ傘下の健康ライフコンパスが提供する簡易血液検査「じぶんからだクラブ」による定期的なチェックと組み合わせることによって、運動習慣の見直しや食事メニューの効果的な改善につながり、「未病を治す」ことが期待できると評価され、「ME−BYO BRAND」の第3号として認定された。

三菱化学は、同植物工場で栽培したベビーリーフを数種類組み合わせたミックスベビーリーフを、2015年10月初旬から、神奈川県下のスーパー、百貨店を通じて、あるいはホテル等に対し、「キュアリーフ(TM)」の製品名で販売している。
 「キュアリーフ(TM)」はパッケージにME−BYO BRANDのロゴが表示されるほか、1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が安定しているため、食品衛生法に定める「栄養機能食品」として提供することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 流通