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2015年10月27日

【物 流】平成27年9月度 JR貨物輸送実績


JR貨物は、平成27(2015年)年10月15日、9月度(平成27年)の輸送実績を発表した。これによると、コンテナ貨物の輸送量は、前年同月比96.1%の1,828,000トン、車扱は101.3%の694,000トンであった。合計では、2,522,000トンと2.5%減となった。

コンテナ貨物は、鉄道へのシフトが進んでいる積合せ貨物、食料工業品が増送となったほか、エコ関連物資が前年を上回った(本年実績35,000トン、対前年比7.7%増)。一方、新聞紙・コート紙の需要の落込みにより低調な紙・パルプ(本年実績267,000トン、対前年比6.7%減)、現地調達化及び海外調達化により低調な自動車部品(本年実績59,000トン、対前年比11.5%減)、白物家電の売行き不振により低調な家電・情報機器(本年実績38,000トン、対前年比7.7%減)が前年を下回る形となった。
 
車扱貨物は、石油が市場価格の低廉化による需要増等により堅調な発送となった(本年実績433,000トン、対前年比0.3%増)。また、石灰石が顧客工場の臨時点検終了に伴う反動増となった(本年実績139,000トン、対前年比9.8%増)。

当月は、台風18号の接近ならびに静岡地区大雨に自然災害の影響により、月全体では高速貨が252本、専貨は7本が運休となった(前年は高速貨が18本運休)。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 物流事業者