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2015年10月21日

【環 境】JR貨物、東京ターミナル駅 大規模物流施設の開発を決定


日本貨物鉄道(以下JR貨物)は、東京都品川区において大規模物流施設の開発を正式に決定し、開発事業パートナーとして三井不動産を選定した。

開発の計画地は、貨物ターミナル駅として国内最大の規模を誇る東京貨物ターミナル駅構内にあり、首都高速湾岸線 大井南IC、同横羽線 平和島ICからそれぞれ約2km、東京港国際コンテナターミナルから約3km、羽田空港国内貨物地区からも約4kmと、陸・海・空の「結節点」となる、アクセスに非常に優れた立地に位置している。

大規模物流施設は、地上5階建て、延床面積約161,000m2の規模で、大型車両が各階に直接乗り入れできるランプウェイを2基備えた、マルチテナント型物流施設となり、免震構造を採用予定で、安心安全に配慮した最新鋭の施設となる。

また、JR貨物は当物流施設の隣接地においても物流施設を建設する予定で、両施設をあわせた延床面積は合計約223,000m2となり、国内最大規模の物流施設となる。

JR貨物は、総合物流企業として発展するための布石として、鉄道貨物輸送の利用促進に寄与するという観点から、貨物鉄道に直結した国内最大級の大型物流施設を開設し、物流の効率化、温度管理貨物を保管する冷蔵冷凍倉庫機能、成長が期待されるEコマース市場への対応など、時代のニーズに合わせた物流サービスを提供できる新たな物流拠点にするとともに、鉄道事業との相乗効果をより一層生み出す。

また、三井不動産が全国に自社ブランドの物流施設を展開していることから、当プロジェクトを契機として両社の連携を深め、幅広い顧客層に向けて積極的な営業展開を図り、新たな鉄道輸送需要の創出に取り組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】