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2015年10月19日

【環 境】パナソニック JリーグスタジアムにLED投光器納入、フィールドの全面LED実現


パナソニックは、サッカーJリーグのチーム、ガンバ大阪のホームスタジアム「市立吹田サッカースタジアム」(大阪府吹田市)の夜間照明にLED(発光ダイオード)投光器を納入した。フィールド内照明が全面LEDのサッカー場を実現し、平成27(2015)年10月に運用を始めた。従来のHID(高輝度放電)光源を導入する場合と比べ、消費電力を約30%削減する。

フィールド内の明るさはサッカー場として十分な1500ルクス以上を確保しており、納入したのは、パナソニックのLED投光器モジュールタイプ「HID1500形」384台で、消費電力1Wあたり88Lm/W(ルーメン・パー・ワット)を超える効率がある。前面パネルには衝撃に強いポリカーボネートを取り入れ、破損しても飛散しにくい構造にした。光源寿命は4万時間となる。

LEDの熱を効率的に放熱させる設計で85%の光束の維持率を達成し、寿命の末期まで明るさを維持する。LEDは省エネ、長寿命に加えて瞬時に点灯できる特長を備えるため、運用面での利便性も高まる。一方でLEDは指向性が強く、フィールドにムラができる懸念があったが、モジュールの組み合わせによる明るさと配光の細かな設計で解決した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】