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2015年10月14日

【環 境】三井造船マシナリー・サービス 4次排ガス規制対応ディーゼルエンジン非常用発電機の販売を開始


三井造船マシナリー・サービスは、ドイツのDEUTZ(ドイツ)社が開発、製造している4次排ガス規制(Tier4)対応ディーゼルエンジンを国内建設機械業界向けに販売しているが、この度、同2.9Lエンジンを搭載した非常用発電機「EGG(EmissionGreenGenerator)」を開発、販売を開始する。

販売開始するエンジンは、排ガス処理装置において、国内各メーカーがDPF(排ガスフィルター)、SCR(脱硝用触媒)を使用しているのに対し、DOC(酸化触媒)のみで4次排ガス規制(Tier4)をクリアしている。この為、同エンジンは、PM(すす等の粒子状物質)のつまりによるDPFの性能低下や尿素水の補給及び凍結等の不具合・手間がなく、ユーザビリティーが向上した。

同エンジンを非常用発電機に搭載する事で、EGGは、以下の特徴を有する。

 1.クリーン燃焼により、排気色を目視では確認する事ができないほど排気が清浄
 2.PM及びNOxの排出量を大幅に低減したクリーン燃焼により、燃料消費率を改善
 3.DOCに消音マフラーとしての役割を持たせる事で低騒音化を実現
 4.燃料は入手しやすい軽油を使用し195L大型燃料タンク装備で長時間運転が可能

これらにより、非常用発電機において苦情の多い、始動時における黒煙発生・騒音、保守運転における黒煙・排気臭の環境問題が解決される。その為、多く人が集まる、道の駅、避難所、公民館、病院、学校などに最適な仕様となっている。外形も可搬性を考慮した形状でオプションとして200V以外に100Vコンセントも準備されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】