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2015年10月02日

【環 境】ヤマト運輸、路線バスで荷物を運ぶ「客貨混載」を宮崎で開始、CO2排出量低減


ヤマト運輸は、平成27(2015)年10月1日から宮崎県内のバス最大手、宮崎交通(宮崎市)と共に、同県で路線バスを活用して宅急便の荷物を運ぶ「客貨混載」を開始した。

同県西都市と西米良村を結ぶ路線で行い、物流の効率化による地域住民の生活サービス向上と路線網の維持を目的とする。開始に先立ち、平成27(2015)年9月24日に宮崎交通、同県、同市、同村と連携協定を結んだ。

これまでヤマト運輸は両地区に荷物を配達する際、西都市の「西都宅急便センター」から約50kmを、集配車両で約1時間半かけて輸送していた。客貨混載の配達は同センターから宮崎交通の西都バスセンターに運んでバスに積み、現地のバス停で地域を担当するヤマト運輸のドライバーに引き渡す。 集荷は現地のバス停で荷物を路線バスに積み込み、西都バスセンターでヤマト運輸のドライバーに渡す。配達は1日1便、集荷は1日2便運行する。ヤマト運輸の担当ドライバーが西都宅急便センターに戻る必要がなくなるため両地域に滞在できる時間が増え、当日発送荷物の集荷締め切り時間が延長される。さらに、トラックの走行距離の削減、走行に伴うCO2排出量の低減につながる。

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投稿者:gotsuat 09:55| モーダルシフト関係 【取り組み内容別】