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2015年09月30日

【物 流】全ト協 「トラック運送事業高齢者雇用推進の手引き」公表


平成27(2015)年9月24日、全日本トラック協会(以下、全ト協)は、高齢ドライバーの活用方策などをまとめた「トラック運送事業高齢者雇用推進の手引き〜高齢ドライバーを活用するために〜」を公表した。

本書は、はじめにトラック運送業における高齢者雇用の考え方についてまとめた後、事業者が安心して高齢ドライバーを活用するための方策を、1.安全面、2.健康管理面、3.仕事の見直し、4.賃金とモチベーション、5.会社としての仕組みづくり、といった5つの視点から整理し、事業者がチェックすべき項目や行うことが望ましい活動について具体的にまとめている。
また、参考資料として、少子化の現状や高齢者雇用に関する相談窓口の紹介や、2013年(平成25年)4月に改正された高年齢者雇用安定法の概要や在職老齢年金と高年齢雇用継続給付のしくみについても説明している。

全ト協は業界の人材確保対策の一環として、平成26〜27年度の2ヶ年度事業として(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構より「トラック運送事業高齢者雇用促進事業」を受託。会員事業者へのアンケート調査や高齢者雇用に積極的に取り組んでいる事業者へのヒアリング調査を行うことで各事業者の高齢者雇用の実態を把握し、高齢者雇用と安全対策の両立を目指している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:09| 物流事業者