<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年09月24日

【環 境】豊田自動織機、燃料電池フォークリフトの実証実験に参加へ


豊田自動織機は、平成27(2015)年10月より山口県周南市地方卸売市場にて、周南市が行う燃料電池フォークリフト(以下、FCフォークリフト)の実証実験に参加する。

周南市では、周南コンビナートから発生する副生水素の利活用方策等をとりまとめた
「周南市水素利活用計画」を本年4月に策定し、水素エネルギーの『地産地消』によるまちづくりに取り組んでいる。水素の製造から輸送・貯蔵、利活用までの一貫した新しい形の水素サプライチェーンを構築する計画で、同社も「周南市水素利活用協議会」に参画しており、低炭素社会実現に向け、FCフォークリフトの普及促進の取り組みを進めている。

FCフォークリフトは、エンジンフォークリフトに比べ、稼働時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた環境性能を有しており、また、約3分で燃料充填を行い、充電や電池交換なしで連続稼働が可能なことから、電動フォークリフトと比較して稼働効率を大幅に向上させることができる。

物流現場において、特に工場、空港、そして市場などは、フォークリフトの使用台数が多く、高稼動であることから、FCフォークリフトの導入による環境負荷低減効果および作業性の改善効果が高いと予測されている。


◎ 実証実験の概要
1) 期間:2015年10月から2017年3月末まで
2) 場所:周南市地方卸売市場 青果市場(山口県周南市)
3) 内容:FCフォークリフト1台を用いた、CO2削減効果および作業性の改善効果等の検証

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:20| 企業の取り組み 【機関別】