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2015年09月17日

【流 通】豊田通商 沖縄でクロマグロ中間育成事業開始


豊田通商が100%出資するツナドリーム沖縄は、沖縄でクロマグロ中間育成事業を開始する。2015年9月1日付で、ツナドリーム沖縄が所属する羽地漁業協同組合(以下、羽地漁協)が、沖縄県より特定区画漁業権を取得した。ツナドリーム沖縄は、羽地漁協の組合員として、地元と一丸となり事業を推進する。

近年、クロマグロ天然資源の保護に対する関心が世界的に高まっており、日本国内では水産庁が天然小型クロマグロの漁獲量を50%に削減することを決定するなど、漁獲規制の強化が進んでいる。豊田通商は、2010年に近畿大学と業務提携し、長崎県五島市にツナドリーム五島を設立した。主軸であるクロマグロの稚魚から幼魚まで育てる中間育成事業を開始し、2014年11月には近畿大学から、ツナドリーム五島で生産したクロマグロ成魚を「近大マグロ」として認定を受け、同年12月より販売事業を開始した。2015年7月にはツナドリーム五島種苗センターを本格稼働させ、卵から稚魚までを育成する種苗生産事業にも取り組んでいる。ツナドリーム沖縄では、ツナドリーム五島で培ったノウハウを生かし、沖縄でのクロマグロ中間育成事業に取り組んでいく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 流通