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2015年09月10日

【物 流】国交省 圏央道開通によるストック効果発表


国土交通省(以下、国交省)は平成27(2015)年8月31日、首都圏中央連絡自動車道(以下、圏央道)の神崎IC−大栄JCT開通により、観光や企業活動が活性化するなど、ストック効果が発現したと発表した。

<主なストック効果>

・「都心経由から圏央道経由への転換」
つくばJCT −宮野木JCT間を移動する広域交通では、都心経由から圏央道経由への経路変換が図られ、都心経由の交通の割合が6割から2割に減少。所要時間も約34分短縮に繋がった。

・「企業活動の効率化 ~時間短縮効果~」
成田空港からつくば市までの輸送経路が国道から圏央道にシフトした結果、所要時間が約30分短縮され、ドライバーの負担が減少。

・「地域経済の好循環 ~観光需要の拡大~」
沿線観光施設では、近隣商業施設、レジャー施設などと連携し、割引クーポン券や特別料金プランなどの圏央道を利用した広範囲の集客キャンペーン実施。

・「地域交通状況の改善」
一般道から圏央道への交通が転換。周辺道路の渋滞が緩和
 ≪1日当たり交通量≫
  国道408号(土屋交差点)の交通量:6%減
  国道408号(角崎交差点)の交通量:19%減
  国道408号(稲崎市上君山断面)の交通量:16%減

国交省はその他、NEXCOデータに基づき、圏央道開通後の神崎IC−下総IC、下総IC−大栄JCT共に1日平均交通量は7800台となった上、常磐道と東関東道が繋がったことにより、稲敷東IC−神崎ICの1日平均交通量も前年同月比で約3.5倍増加になったと発表した。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 07:40| 行政関連