<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2015年09月07日

【アジア】三菱商事 インド国内農薬販売事業への参入

三菱商事はIndian Farmers Fertiliser Cooperative Limited(以下、IFFCO社)と合弁会社を設立し、インド国内農薬販売事業に参入する。新会社の名称はIFFCO−MC Crop Science Private Limited(以下、IFFCO−MC社)で、出資比率はIFFCO社51%、三菱商事49%。

IFFCO社はインド最大手の肥料製造・販売会社であり、傘下の農協組織を通じて、インド全土に販売網を有し、農家が必要とする高品質な肥料を提供することで、国内において絶大なブランド力を構築している。IFFCO−MC社はこのIFFCO社の持つ販売網とブランドを活用し、2015年10月より除草剤・殺虫剤・殺菌剤を中心とした農薬の販売を行う。三菱商事とIFFCO社は、これまで長期にわたって取引関係にあったことから、今般、共同で新会社IFFCO−MC社を設立することとなった。

2014年のインド農薬市場規模は約2,500億円であり、世界農薬市場の約5%を占める。同国の食生活向上や人口増加等の環境を背景に、今後も堅調な需要拡大が予想され、2017年度には約3,500億円となる見込み。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 07:46| アジア