2015年09月02日
【物 流】国交省 平成28年度予算概算要求概要を発表
国土交通省（以下、国交省）は平成27(2015)年8月27日、平成28(2016)年度の予算概算要求概要を発表した。要求額は６兆6,791憶円で、基本方針としては、「東日本大震災からの復興」を加速させるとともに、「国民の安全・安心の確保」、「豊かで利便性の高い地域社会の実現」及び成長戦略を通じた「日本経済の再生」に取り組むとしている。
そのうち、日本経済の再生では、取り組みとの一つとして、「現場を支える機能人材の確保・育成対策な等」を掲げ、建設業、運輸業、造船業などにおける人材確保・育成・物流の効率化を図るため、39憶円を計上した。そのうち運輸業における取りくみは以下の５点である。
・トラック輸送での長距離労働の解消など自動車運送・整備事業の経営基盤の強化
・タクシー事業者のよる需要拡大などに向けた取り組みへの支援などの実施
・ヘリコプター及びエアライン操縦士の養成・確保の推進
・航空大学校の訓練機の更新など操縦士の着実な養成の推進
・船員の確保・育成の推進及び離職船員に対する就労復帰などの支援
また、物流の効率化としては、労働力不足等に対応したモーダルシフト等の推進、海上輸送の利用促進に向けた先駆的な輸送形態モデルの検討・普及を進める。
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投稿者：gotsuat 07:40| 行政関連
