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2015年09月01日

【知 識】ディーバ 不正会計や汚職防止支援を目的に独BELLINとパートナー契約締結


ディーバは、ドイツ BELLIN Gmbh(以下BELLIN)と日本企業のガバナンス強化と資金効率化支援を目的とした戦略的パートナー契約を締結した。契約締結に伴いディーバは、BELLINのグローバル資金管理システム(GCMS)「tm5」と、「資金管理アウトソーシングサービス(TaaS(※))」を2015年9月1日より提供開始する。

tm5は、グループ全体の多通貨残高や借越金利、外国為替、株式、投資信託、国債、社債、商品先物などの可視化・分析や、銀行やディーラーとの連携、グループ内外の支払業務の効率化などグローバル資金管理に求められるあらゆる機能を備えている。世界200ヶ国、10,800以上の金融機関や企業を繋ぐオンラインシステムSWIFT(国際銀行間通信協会)との連携により、網羅的かつセキュアな機能提供を実現している。

その機能の豊富さと使いやすさが評価されFinTech Innovation Award2015のBEST TMS賞を単独受賞し、既に国内大手メーカーの海外支店を中心に導入が進んでいる。tm5の導入により企業は、不正会計や汚職を防止するガバナンス強化、為替や商品先物の変動リスクへのヘッジ、グループ全体の資金流動性の向上、事務作業の効率化を実現できる。

日本企業において、汚職や不正会計など金融にまつわる国内外のインシデントへのリスクは年々高まり、ガバナンス強化は必須となっている。また、世界情勢が激しく変動する中、外国為替、株式、投資信託、国債、社債、商品先物などのポートフォリオを常に確認して、素早く対応することも求められている。しかしながら、国内における資金管理システムの選択肢は少なく、資金管理に精通した人材の確保も課題となっている。そのような流れを受けて、ディーバは、トレジャリー先進国としてあらゆる法整備が進んでいるヨーロッパ、北米で実績を積んだBELLINと手を組み、日本水準の高品質なグローバル資金管理サービスを提供する。

※ TaaS
Treasury as a Serviceの略式名称。Treasury(トレジャリー)は資金管理と同意

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 07:30| 知識