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2015年08月26日

【流 通】シャープ 米国・カイメタ社と衛星通信向けアンテナを共同開発


シャープは、米国・Kymeta Corporation(以下、カイメタ社)と、移動体衛星通信の低コスト化と信頼性の向上に貢献する、新たな方式のフラット型衛星アンテナを共同開発する。

共同開発するフラット型衛星アンテナ(以下、本アンテナ)は、見通しでは、従来のパラボラアンテナと同等の送受信性能が実現できる。可動部品なしで衛星を追尾できることから、信頼性が高く薄型で軽量のため、車や船舶、航空機などの移動体に容易に設置することができる。

本アンテナはカイメタ社が開発したmTennaTM技術を採用。衛星との送受信に必要な回路を形成したガラス基板に、もう一枚のガラス基板を重ねた基本構造を有しているす。液晶ディスプレイの構造に近いため、シャープが保有する液晶用の生産ラインを活用した共同開発や試作が可能となる。また民生向けに培った生産プロセスにより、今後の本アンテナの旺盛な需要に十分対応することができる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 07:35| 流通