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2015年08月24日

【物 流】全ト協 「平成27年秋の全国交通安全運動」の実施計画を発表


平成27(2015)年8月20日、全日本トラック協会は同年9月21日から同月30日にかけて「平成27年秋の全国交通安全運動」を実施すると発表した。

「平成27年秋の全国交通安全運動」は「子どもと高齢者の交通事故防止」をベースに、「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(特に、反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)」、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」及び「飲酒運転の根絶」に留意し、事業用トラック向けの対策を盛り込んだ。

現在、事業用トラックによる死亡事故の3割が交差点で発生していることを踏まえて、安全運行の確保に向けた幾つかの取り組みの中の「交差点事故の防止」を最重点推進項目として掲げた。同協会が作成した「トラック交差点事故防止マニュアル〜交差点事故撲滅キット〜」の活用による運転者教育の実施や、横断歩道手前での最徐行・一時停止、左右の安全確認を徹底し、交差点左折時の自転車巻き込み事故や、右折時の横断歩行者との接触事故の防止を図る。
 
車両の安全性確保の面では、事業者が「自動車点検整備推進運動」と「不正改造車を排除する運動」を積極的に推進し、車両の日常点検・定期点検の確実な実施と不正改造の防止を徹底するとした。

また、事業者等は同協会がホームページ上で公開中の「トラックの重大事故にかかる統計データ」等を活用して事業用自動車の重大事故発生状況等について情報収集し、従業員の安全意識の高揚を図るとした。

同協会はポスターや機関紙(誌)などのメディア、子供や高齢者を対象とした安全教室の開催などを通じて広報活動を推進し、一般市民に対し広く交通安全意識の高揚を図る。特に同年9月30日を「交通事故死ゼロを目指す日」として重点的に取り組む。

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投稿者:gotsuat 07:45| 物流事業者