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2015年08月19日

【物 流】JR貨物 輸送動向について(平成27年7月分)


平成27(2015)年8月12日、JR貨物は平成27年7月分の輸送動向を発表した。

これによると、7月度は台風11号による大雨・強風および上越地区での大雨による影響により、月全体で高速貨で208本(前年同月期間247本)、専貨で4本(同期間129本)が運休となった。

コンテナ貨物の輸送量については、1,867千トン(前年比103.3%)であった。品目別の輸送実績では、鉄道へのシフトが続いている積合せ貨物が大幅増(219千トン、同比115.4%)となった他、猛暑により清涼飲料水の出荷が好調であった食料工業品(348千トン、同比108.6%)、北海道産生野菜の出荷が好調な農産品・青果物(125千トン、同比100.5%)、国内生産が堅調である化学薬品(127千トン、同比100.9%)、化学工業品(181千トン、同比102.2%)等が前年を上回った。
一方で、製品の売行き不振が続く紙・パルプ(262千トン、同比96.4%)や家電・情報機器(41千トン、同比98.5%)であったり、現地および海外調達化による影響で自動車部品(65千トン、97.5%)等が前年を下回った。

また、車扱貨物の輸送量については、661千トン(同比101.5%)であった。品目別の輸送実績では、石油が市場価格の低廉化による需要増とともに盆前需要により好調な発送であった(425千トン、同比103.7%)。

なお、コンテナ貨物・車扱貨物の輸送量合計については、2,527千トン(同比102.9%)であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者