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2015年08月11日

【流 通】「全国EV・PHV充電まっぷ」でカーナビ連携を開始


トヨタメディアサービス、豊田自動織機、日本ユニシスの3社は、全国の充電器施設情報が検索できるスマートフォンアプリ「全国EV・PHV充電まっぷ」とカーナビにアプリの情報を転送できる、スマホ×カーナビ連携アプリ【NaviCon】との連携を開始する。また、関係団体や自治体向けに充電器施設情報の提供も8月5日から開始した。

「全国EV・PHV充電まっぷ」は、環境省の平成27年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業で採択を受け、3社が「EV/PHV利用促進プラットフォーム事業」の一環で開発した、スマートフォン向け充電器施設情報の検索アプリです。

これまでは、「全国EV・PHV充電まっぷ」で検索した結果を、カーナビでドライバーが再検索する必要があったが、【NaviCon】との連携により、カーナビに充電器施設情報をワンタッチで転送して画面表示するだけでなく、容易にルート探索ができるようになった。この他に期間限定(同年8月5日〜10月30日)で充電器施設周辺の観光情報を提供して充電器施設情報と観光情報の連携実証を行い、その有効性も確認する予定にしている。

また、関係団体や自治体向けにパソコン・タブレット用ブラウザ版「全国EV・PHV充電まっぷ」も運用を開始し、今回開発したプラットフォームで整備された充電器施設情報を提供する。

今回のバージョンアップにより3社は、従来の実証の特徴である「充電目的」の行動変化を検証するのではなく、EV・PHV利用者が望む観光情報や施設情報を提供し、EV・PHV利用者本来の目的である「行動目的」が中心となった実証に取り組む。これにより電欠不安や充電器施設利用に係る不満を解消し、充電利用を促し、さらなるCO2排出削減に貢献する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:36| 流通