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2015年08月10日

【環 境】新日鐵住金、実船に高耐食性厚鋼板「NSGPR-3」を初適用


新日鐵住金は、高耐食性厚鋼板「NSGPR-3(※)」を開発し、今治造船グループの多度津造船で建造されたばら積み貨物船『PLAINPALAIS(プレンパレ)』に初めて適用した。

同社は、高耐食性厚鋼板の過去の開発・実用化で得た知識を基として、添加合金元素の種類・量の最適化を図ることで、石炭を積載する貨物倉の腐食を大きく低減することができる同鋼板を開発した。

同鋼板は、従来の鋼板のように溶接・加工を施すことができ、船を建造するにあたっての特別な施工管理は不要な上、高耐食性によって、腐食の進展による鋼板の切替えや防食塗装の塗り直しなどで発生していた維持管理費や地球環境への負荷を低減できる。

※ NSGPR-3:Nippon Steel & Sumitomo Metal Green Protect-3

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】