<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2015年08月05日

【物 流】国交省 高速道路を中心とした「道路を賢く使う取組」の中間答申公表


平成27(2015)年7月30日、国土交通省は、高速道路を中心とした「道路を賢く使う取組」の中間答申を取りまとめた。この取組の基本的な考え方としては、高速道路を中心とした今ある道路の運用改善や小規模な改良等により、道路ネットワーク全体としてその機能を時間的・空間的に最大限に発揮させることが重要であるとしている。

その中で、円滑な走行を実現するための取組として、「ETC2.0を活用した本格的な交通需要マネジメントへの移行」を掲げており、ICTを活用して渋滞ピークの平準化や環状道路への迂回促進、事故の削減を図るなど、新たな交通需要マネジメントを実施することが重要であるとしている。

具体的には、継続的な交通モニタリングと情報提供が一元的に可能なETC2.0を活用し、(1)視覚的に理解しやすい前方道路上の画像やリアルタイムのプローブ情報による広域かつ高精度な事故・渋滞情報など、渋滞に関する詳細な情報提供、(2)効率的な経路選択を促すための混雑状況に応じた機動的な料金の導入などにより、利用者の適切な経路選択を促し、需要側から交通流全体の最適化を図るなど、動的ネットワークマネジメントを実現することが重要であるとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連