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2015年07月28日

【環 境】トヨタ自動車、燃料電池バスの実証実験を日野自動車と実施、給電と走行を確認


トヨタ自動車は、日野自動車とともに燃料電池で走行する燃料電池バス(FCバス)の実証実験を平成27(2015)年7月24日から30日に東京都内で実施する。東京都の協力を得て、非常時を想定した外部電源供給システムの公開給電実証と、路線バスの走行による公共交通としての実用性の確認を行う。

FCバスはトヨタと日野が共同開発し、日野のハイブリッドノンステップ路線バスをベースに、トヨタが燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」向けに開発した「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」を搭載する。

出力を高めるため燃料電池とモーターをそれぞれ2個備えると同時に、高圧水素タンクを8本搭載し、バス用に最適な設計を施した。全長10.525mm、全幅2.49m、全高3.34mで定員は座席26、立ち席50、乗務員1の計77人となる。車両から外部に電力を供給するシステムはDC300Vで最高9.8kWの出力がある。

実証実験は、外部電源供給システム公開給電実証が平成27(2015)年7月25日に東京都環境科学研究所で実施され、走行実証は平成27(2015)年7月24日から30日まで、東京都都心部および臨海地域で実施される。それぞれ使用される車両は1台とされている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:21| 企業の取り組み 【機関別】