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2015年07月24日

【環 境】リコー 中国で使用済み複合機の輸入など再生複合機ビジネスを開始


リコーは、環境保全と利益創出の同時実現を目指す環境経営の取り組みの一環として、再生複合機のビジネスを今夏から中国で開始する。

リコーでは、環境保全意識の高い顧客を中心に再生複合機の導入を進めてきた。これは、使用済みの複合機を回収し、分解、清掃、部品交換、組立などの処理を行い、再び市場に出荷するという事業で、日米欧を中心に展開している。

リコーは、現地に密着し中国の市場特性やニーズを把握するためのマーケティング活動を平成22(2010)年から本格的に実施しており、その活動の中から、再生複合機の需要を確認し、準備を進めてきた。ビジネスの開始に当たっては、複合機メーカーとして初めて、使用済み複合機の中国への輸入と再生製造の認可を国家品質監督検査検疫総局から取得した。

再生処理を行う中国の工場(福州)に使用済み複合機を集め、平成27(2015)年7 月から製造を開始し、8 月からリコーチャイナ(上海)を通じて販売する予定である。工場に集める使用済み複合機は、静岡県御殿場市に新たに開所する「リコー環境事業開発センター」をはじめ、世界各国から回収する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】