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2015年07月22日

【物 流】JR貨物 31フィートウイングコンテナの増備を発表


平成27(2015)年7月15日、日本貨物鉄道(JR貨物)は同年10月以降に31フィートウイングコンテナを40個増備することを発表した。

容積が大型トラックとほぼ同じで、積卸しの作業性に優れている同コンテナは、トラックドライバー不足が深刻化している現在、荷主の輸送単位や荷役作業を変更せずに鉄道へのモーダルシフトが行えることから、特に需要が高まっている。

また、長さ別コンテナでの発送個数を平成12(2000)年度実績を100とした時、12フィートコンテナと20フィートコンテナは大差なく推移しているのに対し、30フィート級コンテナは平成15(2003)年度以降急速に増加し、平成24(2012)年度以降は3年連続で300個を超えている。

これらを踏まえて、JR貨物は現在運用している60個(平成24年度:25個、平成25年度:35個をそれぞれ導入)のコンテナと合わせて合計100個のコンテナを運用し、トラックから鉄道へのモーダルシフトの更なる促進を目指す。コンテナの仕様は以下の通りである。

・コンテナ形式 : 49A形式
・荷重 : 13.8t
・容積 : 48.6立法m
・寸法 外寸 : 長さ 9,410 o、巾 2,490 o、高さ 2,605 o
    内寸 : 長さ 9,241 o、巾 2,350 o、高さ 2,238 o
・扉位置 : ウイング、片側妻開き

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 物流事業者