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2015年07月15日

【知 識】NTTと第一興商 高齢者分野・エンターテイメント分野で共同検討


NTTと第一興商は、NTTの研究所が持つ先進的なメディア処理技術(映像、音声、言語)等のICT分野の研究開発成果を、介護予防等の高齢者分野やカラオケ等のエンターテイメント分野に適用し、新たな価値創造を目指すことを目的に、共同検討に着手した。

今後ますます進行する超高齢社会、人口減少社会の中で、健康寿命の延伸に向けた効果的な介護予防、健康増進の仕組みづくりが社会的課題となっている。

第一興商は、「うたと音楽」を用いて介護予防、健康増進に取り組み、全国の介護施設や公民館等17,000カ所以上に導入されている生活総合機能改善機器「DKエルダーシステム」の普及促進を図っている。

一方、NTTは、クラウドやセキュリティ、各種センサ等の先進的な研究開発成果を有し、健康・医療・介護の共通基盤を中心としたICT環境の整備による疾病予防や医療介護の効率化・質の向上を目指して地域医療連携や地域包括ケアの実証トライアルや実導入に取り組んできた。

両社は、高齢者向けのサービス分野において、DKエルダーシステムのサポート機能の高度化を図り、「うたと音楽」を通して、高齢者が介護予防や健康増進に向けた取組みが図れる環境づくりを共同で検討する。

また、カラオケ等のエンターテイメント分野においても、カラオケ業界のリーディングカンパニーである第一興商が、世界の情報通信をリードする研究開発に取り組むNTTのメディア処理技術等の先進的なICTに関する成果をカラオケサービスに取り入れることにより、カラオケユーザーの利便性向上、ワクワクするようなサービス機能の拡充に向けて、共同検討する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:36| 知識