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2015年07月10日

【流 通】NEC 新聞社向けニュース素材管理・編集システムの販売開始


NECは、新聞社が保有する記事原稿や写真・画像などのコンテンツを一元管理し、ウェブや電子版サービスなど、配信するデジタルメディアのバリエーションに応じて、ニュースコンテンツを編集・編成・配信できるシステム「NewsGlobeIII 多メディア対応CMS(Contents Management System)」(ニュースグローブIII多メディア対応CMS)を販売した。同システムは先行的に下野新聞社・南日本新聞社・日刊工業新聞社に採用され、システム運用が開始されている。

「NewsGlobeIII 多メディア対応CMS」は、紙面向けの取材原稿を管理する「素材管理システム」と、デジタルメディア向けのコンテンツを管理する「メディア編集システム」の機能を統合し、1つのシステムで紙面向け原稿の編集や出稿作業だけでなく、デジタルメディア向けのコンテンツの編集・編成・配信作業をワンストップで提供できる。本システムにより、紙媒体だけでなく、デジタルメディアも含めたコンテンツの編集・編成・配信を実現できることで、新聞社の多メディア展開を支援する。

近年、インターネット環境やスマートフォン・タブレット端末の普及による読者ニーズの多様化に伴い、新聞社は紙面だけでなく、ウェブや電子版サービスなど多様なメディア向けに、ニュースなどのコンテンツ配信・提供を進めている。

従来新聞社は、デジタルメディア向けにコンテンツを編集する際、取材原稿を管理する「素材管理システム」から手動で原稿や画像のコンテンツを取り出し、デジタルメディア向けのコンテンツを管理する「メディア編集システム」や「WebCMS(Web Contents Management System)」に入力して、編集・編成・配信を行っていた。しかし、システム間のコンテンツの取り扱いには多くの手間がかかり、管理も煩雑になることから、原稿・画像などのコンテンツを一元的に管理し、原稿出稿から紙面向け・デジタル向けのコンテンツ編集・編成・配信までワンストップに行えるシステムが求められていた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:34| 流通