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2015年06月29日

【物 流】国交省 第1回「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」


国土交通省は、平成27(2015)年6月29日に第1回「共同輸配送促進に向けたマッチングの仕組みに関する検討会」を開催する。

物流分野におけるCO2排出量削減のためには、積載率の向上を図ることが急務であり、積載率向上の方策として考えられる共同輸配送の促進が必要である。共同輸配送においては、企業同士の物流に関する情報共有が不可欠であるが、異業種の企業間に交流が少なく、そのことが共同輸配送促進の課題となっている。このような現状を踏まえ、国交省と環境省が連携し、学識経験者・物流事業関係者・荷主企業関係者等からなる本検討会を設置。平成26年度・平成27年度の2年間を通して共同輸配送促進の課題および対策の検討を行っている。

平成26年度は検討会を3回開催し、マッチング実現のための条件、マッチングシステムで必要な物流情報データベース等について議論を行い、この内容を踏まえて「検証用マッチングシステム」を開発。荷主・物流事業者10社程度の参加により2週間程度の試行運用を行った(2週間の期間中に交渉成立2件・交渉継続中2件のマッチング効果)。

平成27年度は、昨年度に整理した改善点等を踏まえ「検証用マッチングシステム」の改良を行うほか、更なる物流効率化によるCO2削減を促進するため、新たに鉄道・船舶の情報を閲覧可能とする機能追加を行い、マッチングの促進のためのより利便性の高いシステムのあり方を検証する。

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投稿者:gotsuat 11:27| 行政関連