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2015年06月22日

【物 流】国交省 久喜白岡JCT〜境古河IC間の開通後のストック効果を公表


平成27(2015)年6月5日、国土交通省は同年3月29日に開通した久喜白岡ジャンクション(JCT)〜境古河インターチェンジ(IC)間を整備によるストック効果を公表した。

今回の開通により、沿線の輸送時間に短縮効果が見られ、埼玉県の桶川北本ICから茨城県の古河市内までの配送時間は約30分短縮した。ある企業によると、時間に制約がある時や一般道の混雑時に圏央道を利用しているという。加えて境古河ICから東京駅へは約27分短縮し、都心へのアクセスも向上した。

また、開通後は周弁の一般道では大型車交通量が減り、地域の交通状況が改善している。一般道から国道4号春日部古河バイパスや圏央道に交通(特に大型車)が転換したことで、国道4号(利根川橋)の大型車交通量は12%減少、県道結城野田線の大型車交通は15%減少した。開通区間に並行する生活道路では、抜け道として利用する大型車が約50%減少した。

今回の開通区間を含めると、現在までに約220kmの圏央道が開通している。

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投稿者:gotsuat 10:23| 行政関連