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2015年06月22日

【環 境】三菱電機、神戸地区に制御盤の新工場を建設して電源装置増産、省エネ設備導入


三菱電機は、電源装置・系統制御システムの増産体制を構築するため、神戸地区(神戸市兵庫区)構内に制御盤の新工場を建設し、電力システムや交通システム分野の事業拡大を図る。平成27(2015)年6月に着工して平成28(2016)年5月の完成を予定、同年6月から順次稼働する。

新工場は6階建て延べ床面積は約2万3300m2となり、生産試験エリアと事務所エリアを設ける。電圧や周波数を調整する制御盤や、天候の影響を受ける太陽光・風力発電などの電力系統安定化を目的に変電所に使用する制御盤、事故から電力設備を保護するために変電所に設置する制御盤、電力系統監視制御システムなどを生産する。

環境・省エネ対策として自社の最新機器を採用し、年間のCO2排出量を300t削減する。全フロアを調光制御のLED(発光ダイオード)照明にするほか、変圧器・空調機・換気設備で高効率の機器を導入する。太陽光発電設備は160kWを備え、断熱複層ガラスなどで熱負荷を低減し、屋上には約200m2の緑化を施す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:10| 企業の取り組み 【機関別】