<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ
2015年06月09日

【物 流】国交省 トラック輸送情報(平成27年3月分)を公表


平成27(2015)年6月2日、国土交通省(国交省)はトラック輸送情報(平成27年3月分)を公表した。

これによると、特別積み合わせ貨物では、調査対象24社の3月の輸送量は5,601,338トンで、前月比約789千トン増(116.4%、季節調整済み101.0%)、前年同月比約501千トン減(91.8%)であった。また、平均稼働日数は24.6日で前月比2日増、前年同月比0.7日増であり、1日当たりの輸送量は227,697トンと、前月比約15千トン増(106.9%)、前年同月比約28千トン減(89.2%)となった。

品目別にみると、前月比ではすべての品目において増加したと回答した事業者が多く、主な要因として「工場・生産地からの貨物増」が挙げられた。また、「機械」、「日用品」、「その他」の項目では「季節的需要増」が要因としてみられた。前年同月比では、すべての品目において減少したと回答した事業者が多かった。主な要因として、「工場・生産地からの貨物減」が「化学工業品」および「日用品」でみられた。

宅配便貨物の取り扱い個数は、調査対象14社あわせて約287,882千個で、前月比約22,094千個増(108.3%、季節調整済み101.7%)、前年同月比約16,581千個減(94.6%)であった。

一般貨物輸送については、当月回答事業者803社の輸送量は前月比106.4%、前年同月比97.8%であった。地域別にみると、前月比では北海道のみが減少し、前年同月比では東北と沖縄のみが増加した。品目別にみると、「食料工業品」と「日用品」において前月比で増加したと回答した事業者が多かった。反対に、減少したと回答した事業者が最も多かったのは「セメント」と「廃棄物」であった。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 行政関連