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2015年06月05日

【物 流】国交省 さがみ縦貫道路の全線開通を発表


平成27(2015)年5月27日、国土交通省は「さがみ縦貫道路」が全線開通したことと、それにより得られた効果を発表した。

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)として首都圏3環状道路を構成しているさがみ縦貫道路は、平成26(2014)年6月28日に相模原愛川インターチェンジ(以下IC)〜高尾山ICが、平成27(2015)年3月8日に寒川北IC〜海老名ジャンクション(以下JCT)が開通したことで全線が開通した。

今回、相模原愛川IC〜高尾山IC間の開通したことで、相模原市内に複数の大型物流施設が立地され、平成26(2014)年の新規求人数は平成23(2011)年と比較すると約3割増加し、約5,000人の雇用が見込まれている。加えて、相模原愛川ICから埼玉・山梨各方面への移動時間短縮により、企業活動が効率化した。

また、寒川北IC〜海老名JCT間の開通により、藤沢IC〜東松山IC間の移動時間が約80分短縮した。企業からは、「配送時間が短縮したことで新鮮な野菜を確実に朝一番に店頭に並べることができるようになった」、「配送時間の短縮により新エリアへの営業展開を検討したい」といった声がある。

今後は、平成27(2015)年6月7日に神崎IC〜大栄JCT間の開通を予定しており、開通すれば圏央道の約8割が開通する。

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投稿者:gotsuat 10:13| 行政関連