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2015年05月22日

【流 通】鉄道駅や観光地などでのスタンプラリーを実現するBeaconシステム


アプリックスIPホールディングス(以下「アプリックス」)は、Beaconを利用してスタンプラリーを実現するシステムを開発した。このシステムにより鉄道駅や観光地、商店街あるいは展示会やイベントなどでのスタンプラリーを簡単に実現できるようになった。JBCCホールディングスが主催する「JB Group IT Forum 2015」で採用された。

従来、Beaconを利用したスタンプラリーを実現する場合には、スタンプラリー機能を組み込んだアプリケーションを開発する必要があった。この場合、専用アプリケーションの開発が必要な上に、スタンプラリーでしか使用できないものが多く、日常的に駅や観光地、商店街、イベントなどでBeaconを利用して情報発信することにより集客、O2Oサービスを強化したい場合には、別のアプリケーションを準備する必要があった。

今回、アプリックスが開発したスタンプラリーを実現するBeaconシステムでは、アプリックスのビーコン専用アプリケーション「hubea(R)」を利用することで、日常的には商店街や観光施設などでタイムセールやオススメ情報、あるいは鉄道の運行・遅延情報など、生活者にとって便利でお得な情報を発信し、イベント時には同じアプリケーション「hubea」を使ってBeaconを利用したスタンプラリーを簡単に実現することができるようになる。

アプリックスでは、駅、観光地、商店街などに設置し、位置情報と連動しリアルタイムに情報を提供できるBeaconシステムと、家電製品や家庭用品などに組み込む「お知らせビーコン」とを連携させて、浄水器や空気清浄機のフィルター交換の通知を家で受信した生活者が、外出先の商店街などでフィルターの在庫があるお店の前を通ると自動的にその通知を受けられたり、コーヒーメーカーやペット用品などに組み込まれたBeaconの利用者が、専門店の前を通った時に新商品の案内を通知するなど、IoTとO2Oを結び付けることにより、メーカー様と店舗のビジネスを活性化させるソリューションを提供する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 流通