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2015年05月20日

【物 流】全ト協、2015年度1月-3月期トラック運送業界の景況感


平成27(2015)年5月15日、全日本トラック協会(以下、全ト協)は、平成27(2015)年1月-3月期のトラック運送業界における景況感の概要を発表した。

トラック運送業界における前年度の1月-3月期の景況感は、消費税増税前の駆け込み需要により物流量が急増したことでプラス水準となっていたが、今期は前年度同期比で輸送量が減り、景況感の判断指数は△28.3となり、前回の△19.2から9.1ポイントの悪化となった。

その内訳として、一般貨物では、輸送数量の判断指標は△24.7となり、前回の△7.0から17.7ポイント悪化した。営業収入の判断指標は△20.9となり、前回の△6.5から14.4ポイント悪化した。営業利益の判断指標は△15.0となり、前回の△14.5から0.5ポイント悪化した。

宅配(特積)貨物では、輸送数量の判断指標は△51.6となり、前回の△35.7から15.9ポイント悪化した。営業収入の判断指標は△54.8となり、前回の△42.9から11.9ポイント悪化した。営業利益の判断指標は△48.4となり、前回の△39.3から9.1ポイント悪化した。

宅配以外の特積貨物では、輸送数量の判断指標は△51.6となり、前回の△22.2から29.4ポイント悪化した。営業収益の判断指標は△24.2となり、前回の△7.4から16.8ポイント悪化した。営業利益の判断指標は△9.7となり、前回の△5.6から4.1ポイント悪化した。

運賃・料金水準で各貨物を見ると、一般貨物は10.3となり、前回の11.9から1.6ポイント悪化した。宅配貨物は、△6.5となり前回の△7.1から0.6ポイント改善し、宅配以外の特積貨物は24.2となり前回の42.6から18.4ポイント悪化した。

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投稿者:gotsuat 09:46| 物流事業者