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2015年05月20日

【環 境】下水処理施設から発生するCO2を分離・回収し藻類培養に有効活用


東芝、日本下水道事業団、佐賀市、日水コン、ユーグレナ、日環特殊は「下水道革新的実証事業に関する合意書」を締結した。この実証事業では、佐賀市下水浄化センターにおいて、下水処理施設における未利用資源の有効活用と高付加価値資源の創造を目指す。これまで利用されていなかった下水処理施設から発生する消化ガス(バイオガス)中のCO2を高濃度で分離・回収し、藻類培養に有効活用するとともに、脱水分離液を藻類培養に必要な栄養源として利用する。同社がCO2の分離・回収技術を担当、藻類培養はユーグレナが担当する。

今回締結した合意書は、国土交通省が公募した「下水道革新的技術実証事業(B‐DASHプロジェクト)」の実施技術として、前述6者が共同企画・提案した「バイオガス中のCO2分離・回収と微細藻類培養への利用技術実証事業」が採択された事を受け、締結された。

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投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】