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2015年05月13日

【環 境】川崎重工業とCONCHグループ ごみガス化システム「CKKシステム」7機を中国で連続受注


川崎重工業と中国の企業集団CONCHグループとの合弁会社である安徽海螺川崎工程は、中国で環境配慮型ごみガス化システム「CKKシステム(CONCH Kawasaki Kiln System)」を連続で7機受注した。

CKKシステムは、川崎重工業等のごみ処理技術・セメントプラント技術とセメントプラントの運転ノウハウを融合させ共同開発した環境・省エネルギーシステムで、既存のセメントプラントにごみ焼却炉を併設し、セメント生産とごみ処理の工程を一体化する。

この一体化により、同システムでは、ごみ等をガス化して、その際に得られる熱エネルギーを生産工程で有効利用することで化石燃料やCO2排出量を減量化でき、またガス化した後の灰はセメントの原料として再資源化できる。更に、ごみ処理時に発生するダイオキシン等の有害物についてはセメントの焼成工程で無害化することができる。

中国や東南アジア等の新興国では、発展に伴い増加している都市廃棄物の処理が重要な課題となっており、同システムの更なる普及が予想される。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】