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2015年04月15日

【知 識】高島屋と貝印 合弁会社を設立し 「日本の食ブランド」の創出


高島屋と貝印は、「日本の食」を総合的に発信するブランドを開発し、製造・小売販売等を行う合弁会社「フードアンドパートナーズ」を設立する。

今、日本の食材や食品のみならず、食文化そのものが、国内だけでなく、海外からも注目されるようになった。食に携わる多くの人々と連携している企業として、日本の食文化を形成する多様な食材、技術、様式を伝えることに加え、新たな食文化を創造し、より身近に感じていただける環境づくりが必要と考えている。そこで、高島屋と貝印は、フードアンドパートナーズを通じて、日本の生産者や食の専門家と連携し、日本の美味を訴求する新たな「専門店事業」と日本の食の魅力を伝える「サービス事業」を展開していく。

専門店事業については、2016年都内に発信拠点となるフラッグシップショップ(物販・飲食・体験等の機能を兼ね備えた路面店)を出店する。その後、このフラッグシップショップをカテゴリー別にユニット化し、ショップインショップ(小型店舗)として高島屋店内を皮切りに出店、拡大を進めていく。食のサービス事業については、官公庁や一般企業・団体に向けたイベント運営やレシピ・商品開発への協力、コンサルティング等、日本の食の魅力を伝える活動支援を中心に事業展開を行なっていく。

高島屋には、長年にわたり百貨店業で培ってきた信用に付随する多岐に渡る「商品調達力」「生産者や製造者とのネットワーク」「店舗開発・運営力」、貝印には、確かな商品作りに裏付けられた「食に関するマーケティング力」、商品の供給を通じて培った「食の専門家とのネットワーク」など、それぞれ異なる強みとノウハウがある。フードアンドパートナーズでは、両社が持つ強みとノウハウを融合し磨き上げることにより、新しい「日本の食ブランド」を展開できると確信している。生産者や食の専門家と消費者を繋ぎ、国内における消費市場の活性化だけではなく、世界を見据えた新たな食事業を創出していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:00| 知識