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2015年04月14日

【環 境】東芝、府中事業所内に水素エネルギー研究開発センターを開所



東芝は、平成27(2015)年4月6日、東京都府中市にある府中事業所内に水素エネルギー研究開発センターを開所したと発表した。建築面積900平方mの施設に、太陽光発電システムの他、水電解装置、水素タンク、エネルギー制御システム、燃料電池などを導入した。

東芝グループは、再生可能エネルギーを利用した発電システム、水電解装置、燃料電池など水素社会の実現に必要な技術を併せ持つ企業として、グループ内の技術を融合し、水素の製造から利活用までを実現する水素ソリューションを展開する。

具体的には、開所初年度以降、離島・遠隔地など発電コストが高い地域向けに、再生可能エネルギーから水素を生成して再び電力として利用する「地産地消型」エネルギー供給システムを実用化し、当該地域における電力の低コスト化及び安定供給に貢献する。また、平成37(2025)年を目途に、海外での大規模風力発電などにより安価に生成した水素を国内に輸送し、水素ガスタービン発電所で発電を行う水素サプライチェーンの構築を計画している。

これにより大電力網を整備することなくCO2を排出しないクリーンな大量の電力を安定的に貯蔵、供給する事を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】