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2015年04月09日

【環 境】川崎重工業 滋賀県草津市からごみ処理施設の設計・建設を受注 発電設備も設置


川崎重工業は、滋賀県草津市より「草津市立クリーンセンター更新整備工事」を受注した。今回受注したごみ処理施設は、ごみ焼却施設が127t/日(63.5t/24h×2炉)、リサイクル施設が13.6t/日の処理能力を有するもので、同社は施設の設計および建設を請け負う。

ごみ焼却施設は、同社独自の並行流焼却炉をベースとしたカワサキ・アドバンストストーカを採用し、ろ過式集じん器(バグフィルタ)や排ガス再循環システムなど、高度な排ガス処理システムを設置することにより、環境負荷を低減する。また、焼却炉に高温高圧ボイラと抽気復水式蒸気タービンを組み合わせて高効率発電(最大発電量2,900kW)を行い、施設内の消費電力を賄うとともに余剰電力を売電する。 

リサイクル施設では、粗大ごみと資源ごみを受け入れ、破砕した後、鉄やアルミ、可燃物に分別し、分別された鉄やアルミなどは原料として再資源化され、可燃物はごみ焼却施設で処理される。また、建設地は里山に隣接した立地条件であることから、周辺環境との共生を重視したデザインコンセプトとし、施設の外観と周囲の緑地帯との調和を図っている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 企業の取り組み 【機関別】