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2015年03月31日

【流 通】商店街のタイムセールや鉄道の運行情報を提供 Twitterと連動したBeaconシステム


アプリックスIPホールディングス(以下 アプリックス)は、Twitterと連動することによりBeaconの利用者に対してリアルタイムに情報を提供できるシステムを開発した。このシステムを利用して商店街のタイムセールや鉄道の運行・遅延情報の通知サービスでの利用も開始された。

従来のBeaconシステムでは、スマートフォンに表示するデータを予め作成しておく必要があり、タイムリーに情報を提供するのが困難であったが、アプリックスが開発したTwitterと連動するBeaconシステムにより、Twitterで情報を発信するだけで、その内容をリアルタイムでBeaconの利用者に通知することが可能となる。

すでにBeaconは、飲食業界、流通業界、アパレル・ファッション業界、レジャー・エンタメ業界、運輸業界などの多種多様な業界や自治体、公共事業だけでなく、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて増え続けている訪日観光客向けインバウンドサービスへの採用が進んでいるが、スマートフォンを使っているモバイルユーザーは、パソコンなどでじっくり閲覧するような固定情報ではなく、街歩き中に知ると便利でお得なことがあるタイムリーな情報を期待している。

アプリックスが開発したTwitterと連動するBeaconシステムを活用して、その日入荷された新鮮な野菜や魚などの情報とともにお薦めのレシピを知らせ、通行中の店でタイムセールが始まった商品やメニュー等、身近にある便利でお得な情報をタイムリーに提供することにより、ユーザーが積極的にBeaconを用いたサービスを利用してくれるようになる。さらに、世田谷区の経堂農大通り商店街では、Twitterと連動する Beaconシステムにより、商店街を通行する最寄り路線となる小田急線の運行・遅延情報をタイムリーに通知するサービスを提供し、街行く人々と商店街の関係を深め、地域社会の活性化に役立てている。

アプリックスでは、家電機器や家庭用品に組み込む「お知らせビーコン」とリアルタイムに情報を提供できるBeaconシステムを連携させて、浄水器や空気清浄機のフィルター交換の通知を家で受信したユーザーが、外出先でフィルターの在庫のある店の前を通ると自動的に知らせてもらえ、コーヒーメーカーやペット用品に組み込んだBeaconを活用しているユーザーが、専門店の前を通った時に新商品の案内をしてもらえるなど、IoTとO2Oを結び付けることにより、メーカーと店舗のビジネスを活性化させるソリューションを提供していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:55| 流通