<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年03月11日

【物 流】物流連 第16回基本政策委員会を開催


日本物流団体連合会(物流連)は、第16回基本政策委員会を平成27(2015)年3月3日に開催した。

また、開催に先立ち、国土交通省の幹部より物流施策の検討・進捗状況についての講演が行われ、このほど閣議決定された「交通政策基本計画」に基づく物流施策の基本的な方向が説明された。

説明に続いて、総合物流施策大綱を軸に「物流の高度化・効率化」、「持続可能な物流ネットワークの構築」、「安心・安全な物流システム」の実現に向け、関係者による検討会などを数多く設置し精力的に検討を進めていることが説明された。その中で、労働力不足対策に関しては平成26(2014)月以降に検討を進めており、1. 就業促進に向けて、就業環境や業界イメージを改善していくこと、2. 物流の効率化・省力化にむけたモーダルシフトの促進やオペレーションの合理化、3. 物流に配慮した建築物の設計・運用などを進めることなどについて言及した。

現在国会で審議中の同年度の政府予算案については、物流審議官部門の関係事項として、「地域物流の新たな仕組みの構築」、「労働力不足対策」、「国際物流のシームレス化」、「物流のグリーン化」、「災害に強い物流システムの構築」の5つの重点分野などの説明があり、幅広い課題に向けて積極的に検討を進めている点について、参加者は熱心に傾聴していた。

引続き開催された基本政策委員会では「物流連の平成27(2015)年度の事業計画 (案)」を議題とし、主に2014年度の物流連の活動を振り返りと新年度の重点施策案について説明があった。その他、「物流連英文表記の法人名(ロゴ)刷新(案)」については活発な審議が行われた。2016年度の事業計画は、同3月25日開催の理事会で審議される予定となっている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:42| 物流事業者