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2015年03月06日

【知 識】武田薬品工業 英 クイーンメアリー大と消化器疾患領域において共同研究


ロンドン クイーンメアリー大学(所在地:英国ロンドン、以下 クイーンメアリー大学)と武田薬品工業は、今回、消化器疾患領域において、新たな知見を見出し新薬を創出することを目的とした共同研究契約を締結した。

消化器疾患には、未だ病態がほとんど解明されておらず、十分な治療がなされていない疾患が数多く存在する。クイーンメアリー大学の神経消化器グループは、脳−消化管の相互作用および消化管運動に注目することで消化管機能の神経筋による制御について解明することを目指している。同共同研究では、主に機能性腸疾患や消化管運動障害の原因となる消化管の知覚と運動メカニズムに着目して研究を行っていく。

クイーンメアリー大学医科歯科学部は、消化器疾患領域において世界をリードするトランスレーショナル研究施設と高い専門性を有しており、クイーンメアリー大学と武田薬品の最新の科学を活用した同研究では、画期的な医薬品の創出と新たな治療法の開発が加速されるものと考えている。

武田薬品工業の消化器系疾患創薬ユニットは、クイーンメアリー大学医科歯科学部の神経消化器および免疫グループの研究者と緊密に連携し、新規治療ターゲットの研究や、クイーンメアリー大学の確立されたトランスレーショナル・アッセイを用いて行う新規作用機序の化合物の有効性研究など複数の領域において研究を実施する。同大学のGareth Sanger教授、Ashley Blackshaw教授、David Bulmer博士、Andrew Stagg博士が、3年間の同共同研究に参加する。

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投稿者:gotsuat 09:31| 知識