<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年03月02日

【物 流】 日本海事センター コンテナ荷動き速報(アジア各国・米国間の復航)を発表


平成27(2015)年2月19日、日本海事センターは平成26(2014)年12月のコンテナ荷動き速報値(アジア各国の復航)を発表した。

これによると、12月の復航荷動き量は前年比8.8%減の約53.0万TEUとなり、前年比5ヶ月連続で減少した。また、平成26(2014)年の年計では同3.1%減の約665.9万TEUとなり、5年ぶりの減少となった。なお、10〜12月の四半期別では前年同期比10.7%減の約160.2万TEUとなり、2四半期連続で減少した。品目別では、「ペットフード及び動物用飼料」(寄与度2.3%減)、「紙、板紙類及びその製品」(同0.5%減)、「金属スクラップ」(同0.4%減)などの上位品目が減少の要因となった。

この調査において前年比で減少した国・地域の中には、ミャンマー揚(約139TEU、
同29.8%減)、カンボジア揚(約1,157TEU、同25.8%減)、フィリピン揚(約1万TEU、同29.1%減)などがあった。日本揚も「ペットフード及び動物用飼料」(同12.7%減)が同16ヶ月連続で10%以上減少するなどしたため、10.0%減の約5.7万TEUとなり、平成26(2014)年の年計では同6.8%減の約78.7万TEUで前年比3ヶ月連続の減少となった。

なお、集計は、日本、韓国、台湾、中国、香港、マカオの他、ASEANのうちシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの8カ国、南アジアのインド、パキスタン、スリランカ、バングラデシュの4カ国、合計18カ国・地域を対象としている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:00| 行政関連