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2015年02月27日

【物 流】国交省 貨物鉄道の輸送障害時の代替輸送に係る諸課題に関する検討会の開催


平成27(2015)年2月23日、国土交通省(国交省)は第1回「モーダルシフト促進のための貨物鉄道の輸送障害時の代替輸送に係る諸課題に関する検討会」を同年2月25日に開催すると発表した。

同検討会は、モーダルシフトの一層の促進のため、JRの主要幹線が一定期間不通となる事態を念頭に、旅客会社の既存の鉄道施設や設備を前提として、代替輸送に係る諸課題の特定及び貨物鉄道会社、荷主、鉄道利用運送事業者等の関係者が連携した計画的な取組みに基づく解決方策を整理するため、物流審議官の私的検討会として、鉄道局の協力も得て開催。

大量輸送機関である鉄道輸送を活用したモーダルシフトの促進は、環境対策としても労働力不足対策としても政策的重要性が増している。このような中、商品の質としての輸送サービスの安定性について、懸念事項として挙げており、輸送障害対応は解決すべき課題の1つとなっている。

同検討会での主な議題については下記の通りである。
1.鉄道へのモーダルシフトの状況及び検討にあたっての問題意識について
2.JR貨物における輸送障害への対応状況と課題
i 東日本大震災時の経験及び対応内容
ii 東海道線不通時の対応内容
iii 輸送障害対応の課題と今後の取組み
3.貨物鉄道利用者の輸送障害への対応と課題

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投稿者:gotsuat 10:42| 行政関連