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2015年02月19日

【環 境】豊田自動織機、関西国際空港で燃料電池フォークリフトの実証実験を開始


豊田自動織機は、平成27(2015)年2月23日より、関西国際空港 国際貨物地区において燃料電池フォークリフト(以下、FCフォークリフト)の実証実験を開始する。同社は、新関西国際空港が進める、日本初となる空港施設への大規模な水素エネルギー導入の実証事業を通じて、FCフォークリフト普及に向けて実用化開発を進める。

FCフォークリフトは、稼動時にCO2や環境負荷物質を排出しない優れた性能を有している。また、約3分間で燃料充填ができ、充電や電池交換なしで連続稼動が可能。電動フォークリフトと比較して稼動効率の大幅な向上を図ることができる。

実証実験は、平成29(2017)年3月末まで行われる。第一段階として、平成24(2012)年12月から平成26(2014)年3月に行われた、豊田合成北九州工場での実証実験で使用したFCフォークリフト1台を使用。北九州とは異なる使用条件下でWell to Wheel(※)でのCO2削減効果の確認や稼動データの収集を行う。第2段階では、平成27(2015)年度中に、トヨタ自動車の燃料電池自動車MIRAIと同じ燃料電池セルを搭載した実用化モデルFCフォークリフト2台を導入する計画。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| 企業の取り組み 【機関別】