<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2015年02月02日

【知 識】アビームコンサルティグ 中南米のコンサルティグファームと協業


アビームコンサルティングは、アルゼンチンを拠点とするITサービス企業であるグルッポ アッサと業務提携したことを発表した。

グルッポ アッサは、中南米を中心に米国、ヨーロッパなどに拠点を持つコンサルティングファームで、約1,400名のプロフェッショナルを擁し、製造、小売、医療、金融機関を中心とした顧客に対し、業務プロセス改革からITサービスまで幅広いサービスを提供している。一方、アビームコンサルティングは、アジアを中心に12カ国、21ヵ所に独自拠点を持ち、2013年7月にはブラジルにオフィスを開設、日本企業に対するサービス支援体制の強化を行ってきた。

今回の業務提携により、アビームコンサルティングは、今後日本企業による本格的なビジネスの拡大が見込まれる中南米地域において、より幅広いサービスを提供できるようになる。日本企業の多くは、中南米地域を米国から統括しているケースも多いため、アビームコンサルティングの米国オフィスが中心となり、顧客の日本本社・米国支社のニーズを正確に把握しながら、中南米地域独特の商慣習を踏まえ、ビジネスの拡大とガバナンスの強化を支援していく。

具体的には、中南米地域に進出する日本企業への統合基幹業務システムの導入支援等や運用保守サービス、オフショア開発においてグルッポ アッサの知見やリソースを活用していく。またアビームコンサルティングが保有するサプライチェーンに関するノウハウや、クラウド・モバイルなどのデジタルソリューションと、グルッポ アッサが米国や中南米地域で培ってきたデジタル化へのアプローチを組み合わせ、同地域でのさらなる成長を後押しする新たなソリューションの開発やビジネス機会の発掘を目指していく。 また、アルゼンチンやメキシコなどアビームコンサルティングが直接オペレーションを行っていない地域に対しても、グルッポ アッサの知見やコンサルタント、ソリューションを活用し、強力なサービスを提供することが可能になる。さらには、アジアでビジネスを拡大したいと考える同社の顧客を積極的に支援することで、アジア地域におけるビジネスの拡大も目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:14| 知識