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2015年01月28日

【物 流】埼玉県 コンテナラウンドユースの取組状況について


平成27(2015)年1月20日、埼玉県はコンテナラウンドユースの取組について、現在までの取組状況をまとめ発表した。

埼玉県は、県内企業の物流効率化及び活性化を図ることを目的に平成26(2014)年10月21日、「埼玉県コンテナラウンドユース推進協議会」を設立。県や荷主、陸運事業者、船会社等の33社で構成しており、全国で初めて国際海上コンテナのラウンドユースの仕組み作りに取り組んでいる。

同協議会の発足後、コンテナラウンドユースの保険制度を開始し、平成26年11月から平成27年1月までの3ヶ月間社会実験を実施している。これまでの実験では、平成26年12月31日までに、123件のコンテナラウンドユース数のデータを取得しており、総走行距離で25%減(7,544km減)、総輸送時間で40%減(804時間減)という結果であった。

また、コンテナ情報を共有してラウンドユースを実現するために、PCやスマートフォンでマッチングの相手先を探せる支援システムを同協議会にて開発。平成27年1月20日より運用を開始しており、利用対象は陸運、港運、海運、通関などの事業者や荷主企業、その他コンテナ輸送関連企業で、主にトラックドライバーの利用を想定している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:43| 行政関連