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2015年01月23日

【環 境】リコー、静岡県御殿場市に「リコー環境事業開発センター」を開所


リコーは、平成27(2015)年1月14日、静岡県御殿場市に「リコー環境事業開発センター」を開所すると発表した。

昨今、持続可能な社会の実現に向けた企業への期待がますます高まる中、リコーは平成32(2020)年とその先に目指す姿を、「お客様の期待を超えた、安心・快適・便利を提供し、ライフスタイルの変革を支援する環境にやさしい会社」と定め、新たにエネルギー分野など、顧客の経営活動に直接関与するビジネスを展開する事で持続可能な社会へ貢献し、平成32(2020)年度にはリコーグループの環境事業として1,000億円規模の売上を目指すとしている。

またリコー環境事業開発センターでは、「環境技術の実証研究」や「リユース・リサイクル技術の実践・最適化」を通じて、これまでの事業領域にとらわれない新規事業の創出を目指し、同社創業80周年となる平成28(2016)年度の本格業務開始を目標に、平成27(2015)年夏から順次に業務を開始する。

「環境技術の実証研究」については、リコーはケミカルヒートポンプを応用した蓄熱輸送技術、廃プラスチック油化技術、無人搬送車(AGV)技術などの実証研究を行い、太陽光発電、バイオマス発電などの再生可能エネルギーへの取り組みも予定している。また、リコー環境事業開発センターにおけるエネルギー創出・変換・利用システムを構築し、自給自足の循環型モデルを実践、将来的には獲得した環境技術及びシステムを活用して、環境関連分野における新規事業の創出につなげる。

「リユース・リサイクル技術の実践・最適化」については、現在全国12箇所に分散しているOA機器のリユース・リサイクル機能を順次4個所に統合し最適化を図る。同センターは、その中心的な拠点となり技術開発を主導していき、これまで培ってきたリユース・リサイクル技術を更に発展させ、対象とする製品・領域を拡充してリコーグループの収益力を強化する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:40| 企業の取り組み 【機関別】