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2015年01月16日

【流 通】オリックス ハウスプリペイドカード発行システム活用の販売促進支援サービス


オリックスは、全国の小売業や飲食業などのBtoC事業者向けに、同社が提供するハウスプリペイドカード発行システム「LOOP+(ループプラス)カード」を活用した販売促進支援サービスを開始した。

ハウスプリペイドカードは、事業者が発行する自社店舗のみで使用できる独自のプリペイド式電子マネーで、交通系などの電子マネーや共通ポイントカードとは異なり、導入企業にとってチャージ(事前入金)分が確実に売上に繋がるうえ、利用者にポイントなどの独自のプレミアムを付与することで継続した来店を促し、顧客の定着化を図ることができる。また、利用者のカード使用状況や属性情報を活用したデータマーケティングにより、新規顧客のターゲティングや顧客単価の上昇などに寄与する有効なツールになる。プリペイド決済の市場規模は、2012年度の約4兆8千億円から、2017年度には約9兆円まで拡大すると予測されており(※)、今後サービスを導入する事業者の拡大が見込まれる。

オリックスは、ハウスプリペイドカード発行システムの提供によるサービス設計からプロモーション企画、カード発行や残高管理などの運用サポートまで、プリペイドカードを活用した販売促進体制の構築を支援する。事業者にとっては独自にシステム開発を要することなく、初期導入コストを抑えたサービスの導入ができる。また、要望に応じてウェブやスマートフォンなどと連携したプッシュ型の販促・情報提供機能を提供するなど、利用者の利便性向上とともに、事業者の売上拡大に貢献する。

※出典:矢野経済研究所「2013−2014 電子決済/EC決済サービスの実態と将来予測」

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:34| 流通