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2014年12月22日

【アジア】富士通 インドネシアで高速道路むけにクラウドサービスを提供開始

富士通は、インドネシアの高速道路管理会社、PT.Marga Utama Nusantara向けに、位置情報を活用した同社のクラウドサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL(フジツウ インテリジェント ソサエティ ソリューション スペーシオウル)」(以下 SPATIOWL)の提供を開始した。

今回PT.Marga Utama Nusantaraが導入した「SPATIOWL」のプローブ交通情報提供サービスでは、比較的低コストで導入できるスマートフォンから車両の位置(緯度経度)、時刻、速度などのプローブデータを収集し、渋滞状況や所要時間などの交通情報の生成と蓄積を提供する。

PT.Marga Utama Nusantaraは、高速道路管制センターで、ブラウザから「SPATIOWL」のアプリケーションにアクセスしてこれらの情報を把握し、渋滞時、事故発生時、災害発生時などのドライバー誘導などに利用する。また、今後は、「SPATIOWL」と道路情報板の連動による新しいサービスの提供や交通量分析に基づいた料金施策検討など、活用範囲を拡大する予定にしている。

背景として近年の急速な経済発展と人口増加による交通需要の増大により、インドネシア都市域での交通渋滞や交通事故の多発といった社会問題が深刻化している。 PT.Marga Utama Nusantaraは、インドネシア共和国の高速道路管理会社の1つであり、インドネシア南スラウェシ州マカッサル市の高速道路の管理と運営を行っている。マカッサル市はインドネシアで有数の人口の多い都市であり、一般道路の交通渋滞対策が課題となっていた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:33| アジア