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2014年12月03日

【環境】P&G 容器輸送をトラックから鉄道に転換し、CO2排出量を年間135トン削減


P&G滋賀工場では、平成26(2014)年11月4日から、製品の容器を調達する際の輸送手段をトラックから鉄道に転換し(=モーダルシフト)、輸送によるCO2排出量を削減する。

この施策は、濃飛倉庫運輸、ヤマト運輸、JR貨物との協力により実現した。これまで化粧品に使うガラス瓶の多くを、埼玉県の供給会社から滋賀県野洲市の同社工場までトラックで輸送していたが、東京―京都間を鉄道輸送に切り替えることにより、年間でのCO2排出量を約20%減の約135トン削減できるようになる。逆ルートの輸送が多い他企業とコンテナを共同利用し、復路を活用することで、環境面とコスト面の両方で効率のよい輸送が可能となった。

P&Gはパートナーである3社とともに“NPG協議会”を構成し、国土交通省が主導する「平成26年度モーダルシフト等推進事業」の認定も受けた。今回、特に物流量が多く輸送頻度の高い調達先を対象としたが、今後も積極的にモーダルシフトの機会を捉え、サプライチェーンの最適化を図っていくとしている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:18| 企業の取り組み 【機関別】