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2014年11月28日

【物流】 経済産業省 「自動車産業戦略2014」をとりまとめ


平成26(2014)年11月17日、経済産業省は「自動車産業戦略2014」をとりまとめたと発表した。これは、「日本再興戦略」の改訂を踏まえ、自動車産業の課題を整理・分析し、先進的な国内市場構築や自動車産業のグローバル展開の推進等からなる総合的な戦略である。

トラックやフォークリフト・運搬車両機器は物流システムを支える社会の血管としての重要な役割を担っている。しかしながら、「自動車産業戦略2014」では燃費規制による収益の圧迫、価格競争の激化に伴う取引条件の悪化、ドライバー確保の問題等を挙げ、トラックやドライバーの供給が不十分になり経済全体の供給面が制約されかねない事態への懸念を指摘した。また、建設需要が高い新興国などの海外においてトラック産業の市場規模が拡大傾向にあることも示した。

これらを考慮して「自動車産業戦略2014」では、ステークホルダー全体のニーズや産業構造全体を踏まえた上での対応が重要だとし、トラックメーカーなどの関係メーカーも参画して具体的な目標と実現に向けたロードマップを策定し、関係者間での議論によりトラックメーカー等の競争力が高まる施策を導出するとした。また、ロードマップ策定にあたり次の5点について検討を進めていくと記した。

1.トラック等に対するイメージの向上
2.次世代車代替促進活動
3.物流分野の標準化促進
4.物流効率化・高度化
5.海外展開


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投稿者:gotsuat 09:33| 行政関連