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2014年11月21日

【知識】日本マイクロソフトとNHK−MT クラウド型の次世代映像制作分野で連携


NHK−MTは、同社が運営する次世代クラウド映像制作支援ツール「Colll@Board」(コラボード)においてマイクロソフトのパブリッククラウドサービス「Microsoft Azure 」(以下 Azure)を採用し、日本マイクロソフトは技術面からNHK−MTを支援する。両社は、同サービスを放送業界での活用を推進し、さらには他業種への展開を視野に入れ、営業面でも連携し、今後3年間で50プロジェクトを獲得することを目標としている。

「Colll@Board」は、2013年11月よりNHK−MTが開発に着手し、実用化をめざし構築を行ってきたサービスであり、クラウドを使った次世代の映像制作環境を実現している。同サービスを導入することで、現場からの素材収集、メタデータ作成、ラフ編集、プレビュー、アーカイビングなどが可能になり、迅速かつ場所を選ばない映像制作や協働作業が可能になる。

NHK−MTでは、従来から培ってきた映像制作技術をクラウド基盤上に整備することで、映像コンテンツ制作に関わる多くの方が簡便に利用できるサービスの実現をめざしている。そして、映像制作のクラウド化に向けたプラットフォーム(基盤)に拡張性や将来性の観点からマイクロソフトのAzureを採用することを決定した。NHK−MTが、Azureの採用に至った背景には、Azureは、パブリッククラウドでのプラットフォームであり、エンタープライズグレードの様々なサービス(コンピューティング、ストレージ、データ、モバイル、ネットワーク、メディア向けサービスなど)が充実していること、全世界でも多数の実績と種別ノウハウがあること、各業界に精通したパートナー企業とのエコシステムを持っていることなどがあげられる。NHK−MTは、同クラウドサービスを2014年11月より順次本格展開する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:16| 知識